CGH-259A 10.5GHz Local Osc


CGH-259A は22G帯に1.2G帯のIF信号をアップコンバージョンを行う為の高精度のローカルOSCです。
出力は10.5GHz +7〜9dbm 程度です。 Loscは100MHzの水晶発信機にアナログフェーズロックループを形成し高精度の周波数安定性がある。 10.5GHzのLoscをMMICで受け内で増幅と分配を行いTX側,RX側の2つのSMAコネクターに出力し, TX,RXユニットで10.5GHzを2逓倍して21GHzを得ている。
ロックステップは50MHz毎で、周波数調整ビスを操作する事により調整でき,私が入手したCGH-259Aでは10.35GHz〜11.10GHz程度の範囲で安定な発振が得られた。
周波数調整範囲は個体により多少のバラツキがある。


CGH-259A 外観
【2つの10.5GHzのOutputコネクタと電源コネクタがある】





電源ピン側 内部 100MHzのXtal OSC(右下)


電源接続は上部のスロットより6ピンのコネクタで接続するようになっている。
ケースを開ければピン番号がプリントされているので確認出来る。

電源ピン付近



【写真をクリックすると拡大画面を表示します】
電源ピン配置は次の表でピン番号は上の写真の様になる。
但し、個人的な実測値であり、仕様/規格ではないのでこの値によるトラブル等はこれを参考にした実験者個人の責任にて対応の事。
(本資料は個人的資料の公開であるので、この資料を元に実施した結果についての責任は負いません)
※MMIC ND044の出力側を破壊する可能性があるので電源コネクタの着脱はもとより、RF OUTのコネクタの着脱も必ず電源をOFFにしてから行う事を推奨します。
(出力段が破壊されるとRF OUTの出力は-20db前後に低下する)

Pin 実測値 備考
1 +10V -
2 +5V -
3 -5V -
4 osc moni -
5 GND -
6 GND -



発信側 内部
発信側の内部は左側に発信・増幅用のMMICを配置した発信基板と右側にアナログPLLがある。 コネクタ側基板で作成した基準信号を同軸で受けている




10.5GHz LOSC発振出力 10.5GHz +7dbm


測定 : HP8565A

SPAN/DIV : 10KHz
Band width : 1KHz




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